青山七恵さんの記事から

今日も良い天気。介護&散歩 買い物。歩くと暑くてイライラする。
桜が咲いたらどうするの?

今朝の新聞に(ひとり日和)で芥川賞を受賞24歳 OLの
かたのインタビュー記事がのっていて、
いいなあと思って、何度も読み返してしまいました。
以下記事の真ん中から。。。

今、働いている会社に入社して、もうすぐ2年だ。
毎日同じ時間に起き、電車に乗り、仕事して、同僚とランチをとり
又仕事に戻る。残業もするし、先輩に誘われて、飲みに行ったり
もするけれど、やっていることは日々ほとんど変わらない。
それでも、見慣れているはずの風景や音の中に、ちょっとした感情を見つける
一瞬がある。
駅からの地下道を急ぐ通勤者達の足音、給湯室で水がポットに勢いよく
注がれる音、コピー機の稼動音、電話の保留音の切れ目。
こんななんでもないものの中に、悲しみや喜びとも言いきれず
置き場のない感情がぱっと浮かんでは、消える。
そんな風に、日々の繰り返しの中に現れる微妙な感情の起伏に、私は興味がある。
疲れていても、浮かれていても、常にそういうものの現れに敏感でいたい。
取るに足りないものとして流されていってしまう感情を、丁寧にひろって
言葉にしていくのは、なかなか根気のいる作業だ。。。。つずく。。

☆このインタビュー記事を読んで、青山七恵さんの
 (ひとり日和 )読んでみたいと思いました。
通勤者の足音やポットにお湯が注がれる音に心がうごくなんて、、、すごい。
私は、仕事場で、数え切れないほどポットのお湯を用意したが、
何の感情もわかなかった。
賞を受賞しても、お仕事は、やめないそうです。
素敵だなあ。
今度、まねしてもっと注意深く見る 聞くをしてみよう。