春のような一日

親戚のおばさんから、椿の花をもらいました。
庭にたくさん咲いているそうです。広い広い庭です。
のびのびたくさん咲いているんだろうな。

昨日、青山七恵さんのことを書いて、またまた若い女性に人気の
角田光代さんのことを、思い出しました。
対岸の彼女直木賞)を書くにいたった理由を、こんな風に
話していました。

☆ 幸せって、持っているのものの数や、その人の暮らす環境や
 状態ではなく、何か一瞬の心持ちだったりする。
目標を持たず、マイペースで続ける。
世の中のスピードや価値観とは違う、長い長い道のりの世界を持つと
不思議と人の目が気にならなくなり、
自分の暮らしに自分でリズムを作ると
人と比べることが、意味のないことがわかる。☆


自分の暮らしに自分でリズムを作る、簡単そうでいてむずかしい。
私は気を抜くと、ずるずるリズムになっちゃうもの。
それで、なんか角田さんいいなあ、と思って3年前くらいに対岸の彼女
を奮発して買って、病院の待合室で読みました。
帰ってから、本がないのにきずいて、問い合わせしましたが、
本の落し物はない、といわれ、それっきりになってしまいました。
角田さんも多分銀行のOLをしていたと思いましたが、
なんだか、青山さんと似ているなあとおもって、
本をなくしたことが、いきなり悔しくなってきました。