おうちで楽しく リビングフォト 4


最後にサイン本のプレゼントを頂きました。
表紙もとってもきれいです。
最近、書き込みのなかで、こんなコメントをみました。
この本は期待はずれです。構成も構図も魅力がなく
ただただ、花のクローズアップばかりです。
がっかりです
。このような内容なのに値段が1500円で高すぎます。
と書いてありました。
このコメントは、ちょっとまちがっているなあとおもいました。
この本はデジタル一眼レフで、ふんわり、やわらかく、明るい写真を撮るをコンセプトに
今道先生が習得したコツをコンパクトにまとめた本です。

たとえば白い花、

たとえば部屋の中で白い花をとったりすると、グレーのような
いろになったり、真紅のばらを撮ったりすると、綺麗な色がでなかったり
人物を部屋で撮ったりすると、くらくて良くとれなくて、つい
部屋が暗いからだろうとフラッシュをたいてしまいますよね。
でもそれはちがっていて、フラッシュなどをつかわず
自然光(部屋に差し込む光)だけで、被写体をふんわり、あかるく、綺麗に
お部屋で写しましょう!なのでリビング・フォトと名付けたそうです。

デジタル一眼カメラを買ったときに
ついてくるセットのレンズで、普通に撮ると
白い花は黒ずんだ色になります。
なんでだろう??と疑問におもったことがあれば、
この本の価値がよくわかるのですけれど。。
カメラってグレースケールを基準にしているそうで、
カメラはなんでも(ねずみ色にしちゃうぞ)とおもうようです。
なので、白い色はねずみ色にされちゃうし、
黒い色もねずみ色にされちゃうのです。
それで、ねずみ色にされないように、レンズとカメラの設定を変えるのだけれど
その変え方のレシピがひとつずつ書いてある本です。
以前。。写真教室で、徳光ゆかり先生がペルーの青空をバックに
白いシャツを着ている現地の男性の写真を見せてもらったことが
ありますが。。
白を白くとるのって、むずかしいのよぉ と言っていたことを思い出しました。
何事も、絵も語学も写真も音楽もなにもかも
基礎、基本が大事なんだなあ
とふっとため息がでてしまいますね。