セレンディップの奇跡

忙しかったせいか、ついに風邪を引いてしまった。
日曜日の雨のなか、近くの病院にいく。
ありがたいことに、病院は開いていて おじいちゃん先生に診てもらう。
雨だし風邪だしでのんびりすることに。。
テレビ番組欄を見ていたら明日(12日)の10時から11時24分までの番組
セレンディップの奇跡の紹介がありました。
セレンディップ。。これこそが私がときどき落ち込みながらも
元気がでるもとになる言葉だったからです。
テレビの紹介欄には、セレンディップという言葉は(ふとした偶然をきっかけに
幸せをつかむこと)と言う意味だというと書かれてありましたが、
セレンディツプ3人の王子と言う寓話から1000年の時をこえ
セレンデピィティという言葉が作られ、同じタイトルの映画が何年か前に
セレンディピティニューヨークの恋人達〜)として映画で話題になりましたね。
私もこの言葉との出会いは偶然でした。
5年前に職場で新聞をかたずけているときに以下の本の紹介が目に留まり
急いでメモして読んだ本がこれです。

歴史やセレンデピィティが科学の進歩と結び付けられて
その進歩への貢献などが詳しく書かれている。
ただ、私の場合は科学の進歩には関係なく
思いがけずいいことにであったなと思うだけで満足なのだけれど。
やはり以前の職場でカメラが壊れて修理に出しに持っていってあげたことが
あった。そのカメラ店に写真集があって、修理の見積もりを出してもらう
までのまっている間パラパラ見ていた。
そしてこの写真に心惹かれたのでした。

ベルギーの石畳の上の親子と道端の灯りのすてきなこと。。
この写真集のカメラマンが今のカメラの先生です。
あの日修理に出しに行かなかったらあの写真に出会わなかったし
写真に興味を持つことはなかった。。
そう、セレンディツプの奇跡はどこにでもころがっているのだなと。。
でも、あのような写真を撮る技術を身につけるのは
もう不可能に近いことがよくわかりました。。なのですが
でも、いつも心に太陽を ではなく
いつも心にセレンディツプのささやかな発見を
が私の元気のもと。。かな。