リーマンブラザーズそれに里山の秋

今日はお彼岸のお中日でしたね。夫が休みじゃないので、初彼岸の法要に行って来ました。
お墓参りは、土曜日に家族で行きましたが、今日はまた塔婆を抱えお参りしてきました。
しかし、今日は暑かったね。
お坊さんのお話もながかった。最近ろくでなしが多いというお話の中で、ろくでなしは陸でなし
とかき、陸は土地を意味し、陸ではないから、つまり性格が曲がっているという意味で、ろくでなし
なのだと。。。えええ。。。ずっと私は(六でなし)とおもっていました。なので、びっくり。。
そうか。。。まあ、六でなければ何なんだという気もしますが。。。私の思い込みもすごすぎました。

里美村近辺の農家の庭にいた犬です。
なんか、さとりきっている表情で、慌てず騒がず、ただただじっとたたずんでいる姿が、
哲学的でした。人間社会では、リーマンブラザーズの破綻だ、ゴールドマン・サックズだ、
モルガンスタンレーだ、
バンクオブアメリカだの騒ぎの中で事件もあったりしていて騒がしいけれど、
何にも関係ないもんね。そんな雰囲気。。それが大事だ。。。

リーマン破綻で思い出したけれど。
以前六本木ヒルズのエレベーターに乗ったときのこと、
30歳くらいの若い男の子が、(今住んでいるマンションの家賃が50万円で高いから
マンション買ったんだ)としゃべっていて、のけぞったことがあった。そりゃ高いわ。
あの子たちがリーマンの社員だったのかなあ。40歳で一億円の年収もざらというので、
まあリストラされても、ヒデみたいに旅にでればいいのだろうけれど、もしお暇だったら、
社会保険庁にでもはいって、ごちゃごちゃな年金を増やしてくれまいか。。。
などなど
おみなえし見ながらそんなことも思ったりもして。。
8000万の年収でたとえ4000万円を税金で取られたとしても、のこり4000万円の生活ってどんな生活なのかなあ。
想像すらできないが。。

白州正子さんの本(美しくなるにつれて若くなる)

 
 ☆ ほんとうに(ああ、いい)とため息を漏らすほどのものに触れたとき
。。。。。たとえば夏の夕焼けの空とか
。。。。。白雪にきらめく冬の山とかいった自然現象のみならず、
。。。。。人工を極めた絵や彫刻、詩歌、散文、何でもかまいません。
 思わず手を合わせたくなる、その気持ちこそ何よりも大切にしなくてはならないと思います。
 いいえ。。そのものは 忘れたってかまわない、無理に覚えていなくともいいのです。
 一度実に触れたその体験によって、たとえ頭はわすれようとも、もうもとの私たちではないでしょうから。。。☆
           (ある雑誌からの抜粋)

いくら本を読んでも、いつももとの私には違いないのであるが、
が、しかし
もうもとの私ではない。。。と一瞬だけ思うことは簡単なので
時々 おまじないをかけますが。。。

今日の夕食は丸々太った秋刀魚の塩焼きです。